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コロナ禍の大学

はじめまして、生涯学習事業部の大塚と申します。

2020年から始まった新型コロナウイルス感染症対策による新しい生活様式。
私たちの生活は一変しましたが、当事業部のお客様でもある大学の在り方も大きく変わりました。

2020年春は卒業式、入学式を含む各種イベントの中止とともに授業のオンライン化、オンデマンド化が急速に進みました。
2020年夏前にコロナが一旦収束しかけ、一部対面授業を再開したものの
2020年秋以降、国内感染者数の増加とともに大学は再び授業等のオンライン対応を迫られました。

大学は授業のオンライン化、オンデマンド化、またオンライン/対面のハイブリッド化が進んだことで、
オンラインの良さと課題が浮き彫りになった1年でした。

【良い点】

・場所の制約がない(通学不要・通信環境によりどこでも受講可能)
・時間の制約がない(自分の生活リズムで受講可能)

【課題】

・実習、実技科目やディベートには不向き
・図書館等、大学の施設が利用できない
・キャンパスライフ(出会いやサークル活動の機会がない)

また大学が抱えている課題も多くあります。

■大学の課題

・オンライン化の環境整備
通信環境の構築・増強
教員の映像教材作成
出欠管理の仕組み作り
教員/学生のアカウント管理
定期試験管理(不正行為対策等)

・学生/保護者のケア
心身の健康維持
授業料(施設使用料)への不満
退学者/休学者の増加
注意喚起や連絡方法

課題に対する大学の考え方を文部科学省による「各大学の対面・遠隔授業における調査」によると、
対面でのコミュニケーションを重視し、また学生へ配慮した対応を行っていることが分かります。

課題を踏まえて2021年度、各大学は感染症対策を施した上で
・可能な限り対面授業を行う、
・対面/オンラインを学生に選択できるようにする
ことを学長メッセージ等でアピールし安心して学生生活を送ってほしいという意思を
表明している大学が多く見受けられます。

まだ終わりの見えないコロナ禍ですが、この1年で培った知見はアフターコロナの大学運営や
学生生活の在り方には、プラスに働く面も多いことでしょう。

私たちは2020年、通信環境整備(無線LAN増設)、LMS(学習管理システム)の導入、
教職員や学生向けアカウント管理等、様々な形でお客様への支援を行ってきました。

引き続き、大学や学生の「うれしい」をお届けできるよう良きITパートナーを目指していきます。

【お問合せ先】
中央コンピューターサービス株式会社
生涯学習事業部
電話:011-788-9601
Email:edu_sales@ccs1981.jp

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