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CakePHP~bake機能~

イシカワ

こんにちは。

今回は、フレームワーク「CakePHP」のbake機能について、説明していきます。

bake機能とは

CakePHPのbake機能はbakeコマンドを使用することで、コードを自動生成することができる機能です。

bakeコマンドを実行すると、CRUD機能を一通り持ったコードが出来上がります。

■CRUD機能

・Create(生成)

・Read(読み取り)

・Update(更新)

・Delete(削除)

事前準備

プロジェクト作成

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

(インストールに時間がかかるため、終了するまでお待ちください。)

データベース作成

xamppからphpMyAdminを開きます。

MySQLの項目の「Adminボタン」をクリックします。

 

SQLタブをクリックし、以下を入力して、DBを作成します。

データベースの設定

C:\xampp\htdocs\project\configのapp_local.phpを開きます。

以下の部分の設定を変更します。

CakePHPのトップ画面(http://localhost/project/)のDatebaseの項目が緑色になってエラーが出ていなければOKです。

テーブル作成

bakeコマンドでは、実際のテーブルを元にコードを生成します。
今回はユーザーを管理する「users」テーブルを利用するため、usersテーブルを作成します。

phpMyAdminでdbを選択します。

テーブル名を「users」、カラム数を「9」で「作成ボタン」をクリックします。

カラムを以下のように設定し、作成します。

bakeコマンドの実行

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

「all」というのは生成するコードの指定で、「all」と指定すると、すべてを生成します。
対象は以下の通りです。

・src/Model/Table/UsersTable.php

・src/Model/Entity/User.php

・tests/Fixture/UsersFixture.php

・tests/TestCase/Model/Table/UsersTableTest.php

・src/Controller/UsersController.php

・tests/TestCase/Controller/UsersControllerTest.php

・templates/Users/index.php

・templates/Users/view.php

・templates/Users/add.php

・templates/Users/edit.php

※コマンドが通らない場合は、システム環境変数に以下のpathを通してください。

C:\xampp\htdocs\project\bin

 

以下のURLにアクセスすると、ユーザー一覧画面が表示されます。

http://localhost/project/users

「NEW USER」ボタンからユーザーを追加後、各アクションから編集や削除画面などを開くことができます。それぞれさわってみてください。

イシカワ

今回は、bake機能について、説明してみました。

コマンドを実行することで、CRUDの機能を実現できるため、非常に簡単に画面を作成することができます。

表示やデザインなどについては、ここからカスタマイズしていく形になります。

bakeコマンドを試してみてください。

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