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はじめてのAR!(画像認識技術)#4 オープンソースライブラリ

中央コンピューターサービス株式会社(CCS)では、2018年4月に技術開発推進部が新設され、お客様へのサービス向上に向けた更なる取り組みとして、人工知能 Artificial(Intelligence/AI)や拡張現実 Augmented(Reality/AR)等の先端技術の調査を開始しました。 奮闘しながら取り組む女性社員ゆりちゃんが、その様子をお伝えします。

はじめに

ゆりちゃん

Android の基礎学習は書籍やインターネットを参考にしたけれど、実際にプログラミングするにあたっての実践知識はどのように学習したらいいのかな・・・。

ゆりちゃん

インターネットで検索すると、Github(https://github.com)などの公開データベースで、処理の集合体で部品化されているライブラリが多数公開されていて、このように公開されているライブラリのことを、オープンソースライブラリ(OSS)と呼ぶんだね。

ゆりちゃん

部品を組み合わせてプログラミングをすることで、実践に対するイメージが沸いて、理解が深まりそう!

ゆりちゃん

どんなライブラリがあるか、検索してみよう!

オープンソースライブラリ(OSS)

ゆりちゃん

画像認識をするためのライブラリや、認識した画像をサーバに送信する際に使用する通信のライブラリ、 カメラを使用するためのライブラリもあるね。

ゆりちゃん

公開されているライブラリ全てが安全とは限らないから、まずは提供元について、調べてみよう。

ゆりちゃん

intel や Google、Square 等、有名な企業も多いね!有名な企業が提供元だと、信頼性も増すね!

ゆりちゃん

次に商用利用が可能かどうか、ライセンスを確認してみよう。

ライセンス

ゆりちゃん

Apache ライセンスと BSD ライセンスがよく見受けられるね。 Apache ライセンスはソフトウェア財団 (ASF) によって策定されて、BSD ライセンスはカリフォルニア大学によって策定されたんだね。

ゆりちゃん

どちらもフリーソフトウェア財団 (FSF)が提唱するフリーソフトウェアライセンスで、商用利用でも無償で利用できるみたい!

ゆりちゃん

でもなぜ無償で提供しているんだろう。

ゆりちゃん

Google を例に挙げて考えてみると、Google はオープンソースソフトウェアとして Android OS を公開していて、 Android OS は日本のスマートフォン市場で Apple 社が提供する iOS と1~2位を争う程のシェア率で、そんな Google が OSS を多数公開すると、Android OS 上で動作するアプリケーションが増えるということは・・・。

ゆりちゃん

Androidが搭載されているデバイスの売上が向上し、市場を支配することで、経済効果を得ることができるんだ!

ゆりちゃん

技術者にとっても既に部品が存在するということは、共通部分の開発はライブラリに頼り、残りの時間でアプリケーション独自の処理を開発することができてとても効率的に開発が進められるね!

ゆりちゃん

セキュリティ面には考慮が必要だけれど、学習段階では OSS を最大限に活用し、まずはプログラミングに慣れるように頑張ってみよう。

~オープンソースライブラリの仕組みと利点を知ることが出来たゆりちゃん。~


ゆりちゃん

来月からはいよいよ実践学習を進めていこう!

~基礎学習を終え、実践学習に進もうとしているゆりちゃんであった。~

~次回に続く~

 

  • 当ページの人物画像はNIGAOE MAKERで作成しました。
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ゆりちゃん

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