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はじめてのフレームワーク 【Vue.js編】

えりちゃん
最近のブーム「ゆらころん」

ゆいちゃん
まっすぐな線を描くのが得意

ともちゃん
日課 竹踏み

リーダー五十嵐氏
本日の講師

はじめに

リーダー五十嵐氏

今回から「はじめてのフレームワーク」をテーマに、
3回に分けて3種類の「フレームワーク」について学んでいくよ。

ともちゃん

「フレームワーク」について初めて触れるので楽しみです!

えりちゃん

「フレームワーク」って初心者の私たちにはハードルが高いような印象で、ドキドキです!

ゆいちゃん

確か、言語や用途によっていろいろな種類の「フレームワーク」がありますよね。

リーダー五十嵐氏

そうだね!
まずは「フレームワーク」について学んでいこう!

「フレームワーク」について

アプリケーションの骨組みとなり基本的な機能やルールを提供する。
一般的にフレームワークのルールに沿って必要なコードを追加していくため、
少ないコードで効率的に作成することが可能。

フレームワークの種類

ともちゃん

言語別にみても、たくさんあるんですね!

リーダー五十嵐氏

今回紹介したのはほんの一部で、他にもたくさんあるよ!
少しづつ触れて、覚えていこうね!
今回はJavaScriptフレームワークの「Vue.js」について説明するよ。

「Vue.js」について

UIを構築するためのJavaScriptフレームワーク。
Model、View、 ViewModel の3つでアプリケーションを構築する、MVVMと呼ばれる設計パターンを採用。
公式の拡張ライブラリ「Vue Router」を使用することで、SPA(SinglePageApplication)を構築可能。

「データバインディング」

データと描画を同期させる仕組み。
データに変更があれば即座に画面にも変更が反映され、画面に変更があればデータにも即座に変更が反映がされる。

  • 「v-」から始まるVue.js独自の属性を「ディレクティブ」と呼ぶ
  • ディレクティブの値はJavaScriptの単一の式
  • ディレクティブは引数、オプションにより動作・役割が異なる
  • 独自のディレクティブを作成することも可能(カスタム・ディレクティブ)

v-bind

タグ属性の値をVueインスタンス内で定義した変数で表現する際に使用


<div id="app">  
    <a v-bind:href='url'>中央コンピューターサービス(株) </a>
    <p>{{message}}</p>
</div>


new Vue({
  el: '#app',
  data: {
    url: 'https://www.ccs1981.jp/',
    message:'ようこそ!北海道へ'
  }
})

 

v-on

イベントのトリガーと呼び出す関数を定義する際に使用。


<div id='app'>
  <p>{{ message }}</p>
  <button v-on:click='reverse'>チェンジ</button>
</div>


new Vue({
  el: '#app',
  data: {
    message: '中央コンピューターサービス'
  },
  methods: {
    reverse: function(){
      this.message = this.message.split('').reverse().join('');
    }
  }
})

 

v-model

データとフォームの入力項目をバインド(双方向バインディング)


<p>{{message}}</p>
<input v-model="message">


new Vue({
  el: '#app',
  data: {
    message: '中央コンピューターサービス'
  }
})

 

試してみたい方はこちらから↓
公式サイト:Hello World example

「コンポーネント」

UI部品ごとにテンプレートとJavaScriptを1つのセットにして、
他の機能とは切り離した開発・管理を可能とする仕組み。
「Vue.js」ではUIコンポーネントを組み合わせてページを作成することを前提としている。

  • UI部品の「再利用」が容易。
  • 1つの機能をメンテナンスする際に、複数のファイルの行き来を削減。
    (Node.jsを使用できる環境であれば、JavaScript、HTML、CSSをまとめて管理することが可能。(単一ファイルコンポーネント))
リーダー五十嵐氏

紹介したディレクティブ以外に「条件分岐」や「繰り返し描画」するディレクティブなどもあるよ。
実際に、触れて少しずつ慣れていこうね!
次に、Vueの初期セットアップで導入する環境を簡単につくれるよう提供されている、
「Vue CLI」をインストールして簡単なページを作成してみよう!

「Vue.CLI」をインストールしてページを作ってみよう!

前提条件

Node.jsがインストールされていること。
まだの方はこちらから「公式サイト:Node.js」

①Vue CLIをインストール

$ npm install -g @vue/cli

②Vue CLIのバージョンを確認

バージョンが表示されれば、Vue CLIが使用できます。

$ vue --version

③プロジェクトを作成

プロジェクト作成を開始すると、対話形式でいくつかの設定を求められます。

$ vue create [プロジェクト名]

④デフォルトかカスタマイズか選択

「default」 : デフォルトを選択した場合、bableとeslineのライブラリが読み込まれます。
「Manually select features」 : カスタムを選択した場合、読み込むライブラリを選択するメッセージが表示されます。
(まずは触ってみたいという場合は全て「Enter」で進めてもOKです。)

⑤ライブラリを選択(カスタムを選択した場合)

必要なライブラリを選択します。
その後、選択したライブラリごとに設定を求めるメッセージが表示されます。
(ここでは省略。)

⑥インストール完了

インストールが完了すると、作成したプロジェクトのディレクトリへ移動しサーバーを立ち上げるようメッセージが表示されます。

⑦サーバー起動

$ npm run serve

http://localhost:8080/へアクセスし起動を確認します。
以下の画面が立ち上がれば完了です。

⑧ページを作成してみる

終わりに

えりちゃん

たくさんコーディングして「フレームワーク」の理解を深めていきたいと思います。

ゆいちゃん

フレームワーク独自の属性があるんですね!
今回触れていない他の属性についても調べてみようと思います。

リーダー五十嵐氏

慣れてきたら、公式の拡張ライブラリなどにも触れてみるといいね。
次回は、別の「フレームワーク」について学んでいくよ!

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ゆりちゃん

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